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同じ課題を繰り返す技術向上法

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同じ課題を繰り返す技術向上法

同じ課題を繰り返す技術向上法

2024/11/01

今回はこれからボルダリングを頑張ろう、もしくはなんだか最近うまく登れないなーという初級者、中級者の方向けのコラムを書いていきます。 ボルダリングの上達や楽しみ方の参考になれば幸いです。

まず最初に、皆さん1回登れた課題(課題とは各コースことを総称した呼び方のことです)復習してますか?

意外と初級者中級者の方ほど復習しずにぐんぐん次の課題へ意識が向いてしまいがちですが、ボルダリングに限らず反復するって超大事。今回はそこに注目していきましょう。

目次

    誰でも一回目の完登は誰でも必死

    はじめたての方だとまだまだ技術これからなので、バタバタしたのぼりになりがちです。やとの思いで自分が登った課題をサラッと熟練者が登る姿を見て自信を失いがちですが、落ち込まないで。経験者だって案外自分の限界に近い課題に取り組んでいるではバタバタするものです。1回目完登は誰だって案外雑だったりします。未知な持ち感のホールドに対して必要以上の力で保持してしまう。必要以上に肩などに力が入っている、息がとまっている等、改善できる点はたくさんあります。そんな時に登れたからこの課題は終わりにするのか、次に似たような課題に出会った時に、もっとスムーズに最初から登りたいからもう何回かこの課題をやっておこうと取り組めるかどうかでその後の技術向上は大きく変わってくるでしょう。

    必死に登れた課題をもう一度やることが億劫に感じるのは誰でも一緒

    とはいえ一度必死になって登れた課題をもう一度やるのか‥という億劫さはとても分かります。せっかく一度登れたのにまた失敗する経験をしたくないという方もいるでしょう。自分の完登は綺麗な思い出にしておきたい。めちゃめちゃわかるその気持ち。しかしうまくなるにはその現実と向き合っておいた方がマル。

    そーいう場合は一つの課題を何パートかにバラしてぎこちなかったなと思うところだけを復讐するのもありです。苦手なパートだけを復習しておいて動きの精度を上げるのも土台作りに大いに役立つはず。

    復習で登る時に気にするポイント

    ではここからは復習で登る時のポイントを考えていきましょう。

    1.そもそもムーブの選択や手足の順序が適切だったのか?

    モノによってはあれ?なんか必死になってやってたら気づいたらゴールが目の前に、、なんてこともあります。そう、無茶苦茶でもその課題に対して自分のフィジカルが上回っていればパワーでゴリ押して登れちゃうこともあります。じゃあそれでいいじゃんとなりそうですが、どんなスポーツでもパワーだけで上級レベルに立ち向かえるほど甘くない(レベルアップなんてええ!わしゃ筋トレができればなんでもええんじゃ!という方はメチャクチャな登りでもいいです笑)

    ボルダリングに関しては「いかに効率よくトップまでいけるか」が鍵となるので洗練された動きを作るのは非常に重要です。

    初級者中級者の方はまずは自分の登りを動画に撮って確認、もしくは上級者の上り方が綺麗な方に登ってもらって自分の登りと比較すると直良しです。

    まずはその一本を自分は本当に上手に登れたのかな?を考えてみましょう。

     

    復習で登る時に気にするポイントその2

    2.呼吸止まってない?

    一回目が必死というのはご周知の通り、では次は呼吸について、人間って大体マックスのパワー出せるのが8秒くらいらしいです。(専門家の話を参考に個人的に試してみた感覚なのでへーくらいで認知してください)案外これもクライミングにあてはまります。

    必死の保持や体制のキープには限界があるのはあたりまえ、だって人間だもの。核心と言われる場所に力を残しておくには?その前までの動きを効率化して余力を残したい。そんな時に息を吐くことを意識してみてください。

    息を吐くとそれだけでも余分な力が抜けます。上級者だと呼吸のタイミングとか色々あるでしょうが一旦まずはホールドを取ったら吐く、を繰り返すだけでも全然OK!!これだけでも意外と力が抜けるのでアップからやってみてください。

    復習で登る時に気にするポイントその3

    3.何でもかんでも深く持ちすぎてない?

    とにかく握り込みたい。だってその方が安心なんだし保持しやすいじゃん。もちろんホールドの持ちやすい部分を存分に生かすのは大事だし、とりあえずまずは1回完登しとこうという場合は持てればなんでもOK

    ですが2回目からは少し持ち方も考えてみましょう。初級者中級者の方が陥りがちななんでも握り込む癖。

    ずっとこの癖を残したまま進んでいくとエッジ(ざっくり言うとホールドの引っかかりやすい部分のことです)のないホールドが来ると極端に登れないという場合があります。指の関節痛」などのリスクも高まるので持てるところは第一関節で、そーじゃなくてもどれくらいまで指の力を抜いて登れるのか試してみましょう。あえてホールドを浅く持つ練習も技術の向上や怪我のリスクを下げるのに効果的です。

    今回は復習に関してのコラムでした。復習をしっかりやるうちに案外フィジカルも強くなってるなんておまけもあったりします、是非是非一回で終わらずに何回も同じ課題を登ってみましょう。それでは楽しいボルダリングライフを!

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